「ロボット組込みシステム開発の昨今」
CcS-L5G-serBOTinQ セミナー

日時:2023年9月22日(金)10:30-15:00
場所:東京都立大学 日野キャンパス 1号館セミナー室1-1(住所:〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-6)

「技術経営・半導体産業事例より」
講師:山田 圀裕 先生
所属:東京都立大学
概要:技術経営成功失敗の考察-半導体産業の事例より-
日本の半導体を復興のための「半導体戦略」が経済産業省より出されている。成功を得るために日本半導体の欠如部分を述べる。本課題は次のもの。経営に製品の主要技術が重要な地位を占めることが多くなっている。そこで経営に製品の主要技術を重視することになり、そのような経営を技術経営と呼んでいる。これは各種の技術がデジタル技術によりその組合せを容易にしたこと、通信技術、マイクロプロセッサ技術と半導体製造技術の発展に負うところが大である。製品自身、製品の素材とその事業に関わる組織に技術の蓄積が進み、その習熟度に対峙することがその事業経営を左右する1つの要因になる。これを幾つかの 半導体経営の事例を用いて説明する。

「Gazeboを用いたロボットシステム開発」
講師:中村 佳雅 先生
所属:東京都立産業技術研究センター
概要:ロボットシステムを開発する上で、詳細なシミュレーションは開発効率の向上やハード/ソフトの問題切り分けなどに重要な役割を果たします。オープンソースのロボットシミュレーションツール「Gazebo」は、3Dのリアルタイムシミュレーションや物理エンジンを備えており、多様なセンサーやアクチュエータのモデル化が可能です。これにより、実際の環境に近い条件でシステムの動作検証が行えます。また、ロボット用ミドルウェア「ROS/ROS2」と併用することで、シミュレーションと実機の両方で同じソフトウェアを使用することができます。本講演では、Gazeboの基本的な使い方と、その利用によるロボットシステム開発の効果的なアプローチを紹介します。

PAGE TOP